2025年12月16日

ドイツのロボットメーカーは、チューリッヒのゼーフェルト地区で1,800平方メートルのスペースを使用します。ヒューマノイドロボット「4NE1」の開発は新拠点へ完全に移管されます。生産はメッツィンゲンに残ります。
Neura Roboticsは、チューリッヒのZollikerstrasse(ツォリカー通り)に拠点を開設しました。3フロアにわたり延べ1,800平方メートルのこの施設で、同社はPhysical AI分野の研究開発を推進することを目指しています。まず800平方メートルがすでに使用されており、残りの1,000平方メートルは2026年に順次整備される予定です。
この拠点は、ヒューマノイドロボット「4NE1」の開発に注力します。これまでこの作業は、ロボット生産拠点でもあり今後も生産が継続されるメッツィンゲンの本社で行われてきました。チューリッヒには、開発、オペレーション、パートナーマネジメント、カスタマーエクスペリエンスの各チームが配置されます。
チューリッヒのゼーフェルト地区が選ばれたのは、チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)のロボティクス研究室や他の研究機関に近いことが理由です。Neura Roboticsの創業者兼CEOであるデイビッド・レーガー氏は、「チューリッヒによって、Physical AIやセンサー技術から認知能力に至るまで、ヒューマノイドロボット4NE1の開発を強化します」と説明しています。また、この拠点は欧州の産業パートナーや研究団体との協業の拠点としての役割も担うとしています。
同社は2019年に設立され、認知能力を備えた産業用および家庭用ロボットを開発しています。ロボットには視覚・聴覚・触覚のセンサーが搭載され、自律的に動作するよう設計されています。会社によれば、人工知能を含むすべての技術コンポーネントは社内で開発されています。
Neura Roboticsは「Neuraverse」により、認知ロボットをインフラや各種デバイスと接続するためのシステムにも取り組んでいます。ヒューマノイドロボット4NE1は、汎用ロボットとして投入される予定です。
本記事は、Technische Rundschauに初出掲載されました。
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