2026年1月27日

シンジェンタとSAPは、長期的なパートナーシップを締結しました。バーゼルを拠点とする農薬メーカーとドイツのソフトウェアプロバイダーは、人工知能(AI)を基盤にして、生産から畑までの供給チェーン全体で使用可能なツールを開発することを目指しています。
シンジェンタとSAPは、農業の変革を促進するために人工知能の利用を共同で推進することを発表しました。これに関連して、バーゼルに本社を持つ農薬メーカーと、ヘッセン州ヴァルドルフに本社を持つソフトウェア提供会社は、発表によると、数年にわたるパートナーシップ契約を締結しました。
このパートナーシップには、シンジェンタの全てのバリューチェーンと供給チェーンにおいてAIを活用したツールを実装する計画が含まれています。具体的には、生産からユーザー側の製品やサービスに至るまでのデータの高度な分析を行うことに重点が置かれています。
このパートナーシップはまた、気候変動、供給チェーンの複雑さ、地政学的な不確実性といった、世界の農業が直面する課題への対応でもあります。「AIは農業変革の触媒であり、シンジェンタにとって重要な競争優位性となっています」とフェロズ・シェイク氏は述べています。SAPとの協力は、シンジェンタの運営方法をも変えるであろうと、シンジェンタグループのチーフ・インフォメーション・アンド・デジタル・オフィサーは語っています。
両社のパートナーは、世界経済の重要なセクターの一つである持続可能な成長と効率性を推進したいとフィリップ・ヘルツィグは述べています。「シンジェンタの変革は、農業におけるデジタルイノベーションの基準を設定します」とSAPのCTOは述べています。