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米Incyte社がスイスで製造拠点を設立

米バイオ医薬品企業のIncyte社が、スイス・ヴォー州イヴェルドン=レ=バンに立地するY-PARC内に新規製造拠点設立を発表しました。この拠点設立により、最大で130人の雇用創出が見込まれています。

Incyte
Incyte社のスイス拠点設立にあたりグレーター・ジュネーブ・ベルン・エリア(GGBa)が支援を行いました。(写真はイメージ)

米バイオ医薬品企業でがん関連製品の開発に特化するIncyte Corporation(本社:米国・デラウェア州)は、新設製造拠点の立地に、スイスのフランス語圏に位置するヴォー州・イヴェルドン=レ=バンを選択しました。開業当初の従業員数は約70人を予定しており、新施設の建設が完了すれば130人の雇用が見込まれています。最終的には、同施設がスイス最大のテクノパークであるY-PARC内の66,000㎡を占有することになります。本投資の実現に向けて、グレーター・ジュネーブ・ベルン・エリア(GGBa)が積極的にインサイト社を支援しました。

医療技術革新のリーダー的存在

フォーブス誌のWorld’s Most Innovative Companies 2017で6位にランク入りするなど、インサイト社は14の異なる分子標的に対し17の候補分子からなる多様性に豊んだ大小分子のポートフォリオを進めており、スイスでは革新性をもたらすパートナーシップや専門性の強化、がん治療展開の拡充に取り組んでいます。そのため、専門性の高い研究者が集うスイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)Centre hospitalier universitaire vaudois(CHUV)、 卓越したインフラを提供するY-PARCの存在が、同社の立地選択における大きな要因となりました。 

Health Valleyの中心で

インサイト社の拠点設立は、西スイス地域で発展するHealth Valleyの国際的な認知度向上に貢献しています。現在、活気溢れるHealth Valleyには、研究開発拠点が20施設と、スタートアップ企業からバクスター、デビオファーム、UCBなどの多国籍企業まで、およそ1,000社のライフサイエンス関連企業が拠点を設けています。Health Valleyでの被雇用者総数は25,000人程で、そのうち5,000人が専門性の高い研究者や科学者と、ライフサイエンスセクターとしては英国・ケンブリッジ、オックスフォードとともに欧州3大クラスターとして知られています。

 

 

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