国連による世界幸福度報告書(英語)は、世界の国々における幸福度を調査した画期的にな報告書です。世界156ヶ国を対象として国民の幸福度と、117ヶ国を対象に移民の幸福度をランキング化した最新の2018年版報告書が発表されました。
過去4年間と同様に、スイスの幸福度は世界上位とされています。上位10ヶ国はどの国も収入、健康的な平均余命、社会福祉、人生の自由度、信頼と寛容さなどの面で高い価値を見出す傾向があり、これらの国々の順位は毎年入れ替わりの予想が可能なほど、その差は僅かなものです。スイスは2015年度の調査では世界1位の評価でしたが、2018年度はその座をフィンランドに譲り、ノルウェー(2位)、デンマーク(3位)、アイスランド(4位)に続く第5位でした。
「幸福は伝染するようだ」
2018年度版では、歴代で初めて各国の移民の幸福度を調査した報告書も作成しています。同調査で上位に評価されている国々は国民の幸福度でも高評価であり、「幸福は伝染するようだ」とこの報告書の共同編集者であるJohn Helliwell氏はコメントしています。