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Genius Sports がローザンヌに拠点新設

スポーツデータ技術において世界大手のGenius Sports社が、オリンピックの地・ローザンヌに拠点を構えました。欧州内の顧客に対して、より専門性が高いサポート体制強化を図ります。

ローザンヌに立地するMaison du Sport Internationalの建物
Maison du Sport Internationalには数多くの国際的なスポーツ団体やスポーツ関連企業が入居しています。

Genius Sports Group(本社:英国・ロンドン)の新拠点は、ヴォー州・ローザンヌに立地し、約30の国際的なスポーツ協会と約20社のスポーツ関連事業を手掛ける企業が入居するMaison du Sport Internationalに設立されます。Genius Sports社は本社をロンドンに置き、世界20ヶ所以上の拠点を持つ世界でも成長著しいスポーツ・テクノロジー企業です。多くのスポーツリーグやスポーツ協会が同社の先鋭的なソフトウェアを利用して、様々な公式データを計測、管理、発信しています。同社の顧客には国際バスケットボール連盟(FIBA)や英国のプレミアリーグなど、世界最大級の協会やプロスポーツリーグが含まれています。

「15年以上にわたり、それぞれの競技に必要とされるニーズに応えることで長期的な信頼関係を築き、我々Genius Sportsへの評価は確立されました。ローザンヌに拠点を新設することで、我々は既存のパートナシップの強化のみならず、新しい競技において成長を遂げることでしょう。」と、Genius Sports社マネージングディレクターのSteven Burton氏は同社のプレスリリースにコメントを寄せています。

国際スポーツの拠点

約60の国際的なスポーツ関連協会や団体がローザンヌに拠点を設けています。滞在許可の取得、関税、不動産購入、税制など、様々な利点を享受できるローザンヌは、Baron Pierre de Coubertin氏が1915年に国際オリンピック委員会(IOC)を設立した当初から本拠地としており、同時にスポーツ関連企業の誘致に積極的に取り組んでいます。

 

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