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DG Fuels社、持続可能な航空燃料開発に向けてEnergy Vault社と協力

米DG Fuels社とスイスのEnergy Vault社が協力関係を締結しました。DG Fuels社は、Energy Vault社が提供する重力エネルギー貯蔵システムを活用し、持続可能な航空燃料の生産に取り組みます。

Energy Vault社のハブ貯蔵発電システムがDG Fuels社によって活用されることが発表されました。©Energy Vault
Energy Vault社のハブ貯蔵発電システムがDG Fuels社によって活用されることが発表されました。©Energy Vault

DG Fuels LLC(本社:米国)は、二酸化炭素を排出しない合成航空燃料の製造システム構築に注力しており、現在は水電解とバイオマス由来の炭素代替燃料を使用して技術開発を進めています。この度、同社のプレスリリースで、スイス・ティチーノ州に拠点を置くEnergy Vault, Incが開発した革新的なエネルギー貯蔵技術を採用することを決定したことを発表しています。

Energy Vault社の技術は、重量のコンクリートブロックとクレーンから生成されるエネルギー貯蔵タワーによって構成されています。大気中でブロックを引き上げるために使用されたエネルギーを、落下するブロックが再び放出することでエネルギーを貯蔵します。

現在、DG Fuels社開発の合成燃料は製造にグリーン電力を使用しており、Energy Vault社の技術を活用することで、グリーン燃料の需要に対応できる再生可能エネルギーの管理と使用を計画しています。

Energy Vault社は、DG Fuels社を複数のプロジェクトにわたって支援するため、1.6ギガワット時のエネルギー貯蔵容量を提供予定です。最初のプロジェクトは米国・ルイジアナ州で500メガワット時を使用して行われる見込みです。その後、カナダ・ブリティッシュコロンビア州と米国・オハイオ州でプロジェクトの続行を計画しています。

Energy Vault社のCEO兼共同創設社であるRobert Piconi氏は、「当社のエネルギー貯蔵システムは、各地域で供給される原料を最大限活用し、現地での雇用創出を促進するように設計されており、DG Fuel社の導入計画は持続可能性のメリットを拡大化することでしょう」と述べています。

Energy Vault社は2019年に日本のソフトバンクグループからも出資を受けており、再生可能エネルギー分野で躍進が期待されている企業です。

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