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スタートアップが進化的アルゴリズム(EA)専用プラットフォームを開発

スイスのAIスタートアップNnaisense社が、進化的アルゴリズム(EA)のオープンソース・プラットフォーム「EvoTorch」を発表しました。独アウディ社と進めた先駆的プロジェクトではEvoTorchを活用し、既存システムへの簡単な導入を証明しています。このパイロットプロジェクトでは、AIにおける運用目標達成に要する時間が大幅に短縮されたとして注目されています。

Nnaisense社は、産業用プロセス検査・制御、モデリングなどの大規模ニューラル・ネットワーク・ソリューションの提供を専門としています。©Gerd Altmann/Pixabay
Nnaisense社は、産業用プロセス検査・制御、モデリングなどの大規模ニューラル・ネットワーク・ソリューションの提供を専門としています。©Gerd Altmann/Pixabay

ティチーノ州ルガーノを拠点とするAI技術のスタートアップNnaisenseが、「EvoTorch」と呼ばれるプラットフォームの発足を発表しました。同プロジェクトは進化的アルゴリズム (EA) パッケージを提供する「この種における初のオープンソースプラットフォーム」としてAI業界に活用されることになります。Nnaisense社は、2014年に産業用プロセス検査・制御、モデリングなどの大規模ニューラル・ネットワーク・ソリューションの提供を目的に設立された企業です。

プレスリリースによると、EvoTorchは、機械学習 (ML) と組み合わせることで「短時間で大規模に、より低コストで運用する」という運用上の複雑な課題を解決する強力なEAを備えたパッケージを提供します。 「EvoTorchの目標は、オープンソースのMLコミュニティを作り、オートメーション分野におけるEAの採用を促進することです。そして、それは研究者や技術者が、彼らの設計を容易且つ迅速にスケールアップ可能なツールを提供することで実現します」と、Nnaisense社でソフトウェア・インフラストラクチャ担当ディレクターを務めるRupesh Srivastava氏は述べています。 

独アウディ社との先駆的なプロジェクトで、Evotechのツールは自動車メーカーの自動駐車システムに採用されています。また、Nnaisense社の共同創設者兼インテリジェントオートメーション(IA)担当ディレクターのJan Koutnik氏は、「この技術の活用で、180年分のシミュレーション時間を24時間に短縮することも可能です」と説明しています。

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