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スイス企業11社がB CorpのBest for the World受賞

スタートアップのSmartHelio、Vivent、CleanGreens Solutionsなどスイス企業11社が、B Corpが定める2022年の「Best for the World」を受賞しました。  

SmartHelio、Vivent、CleanGreensなどCorp B認証企業は、公平でインクルーシブかつ再生可能な経済を目指す世界的な働きかけにおいて強力なリーダーシップを発揮しています。
SmartHelio、Vivent、CleanGreensなどCorp B認証企業は、公平でインクルーシブかつ再生可能な経済を目指す世界的な働きかけにおいて強力なリーダーシップを発揮しています。

米国の非営利団体B Labは、毎年独自の「Bインパクトアセスメント」を実施し、B Corp認証を受けている企業に対し、企業運営における「ガバナンス」、「従業員」、「環境」、「コミュニティ」、「顧客」の項目ごとに評価しています。企業規模に準じたグループ内で世界上位5%に入る高い水準を達成した企業をを「Best for the World」として表彰しています。

B Corp認証の取得には、Bインパクトアセスメントにおいて80点以上を獲得し、高い社会的・環境的配慮を施した企業運営を示す必要があります。また、株主をはじめとする全てのステークホルダーに対する説明責任を果たし、利益企業としての地位を維持しながらも、コーポレートガバナンス構造の改変などにより法的責任を果たすことも重要な条件です。さらに、B Lab基準に則って定められた指標情報を、B Labのウェブサイトで公開されるB Corpプロファイルとして情報開示が求められます。2022年8月現在、スイス企業で認証を受けているのは79社、日本企業では14社です。

2022年のBインパクトアセスメントでは、スイス企業11社がこの厳しい基準を達成し、環境部門、コミュニティ部門、顧客部門などでBest for the Worldを獲得しました。

環境に貢献するイノベーション

ヴォー州ローザンヌに拠点を構えるSmartHelio社は、エネルギー企業にデータ分析によってエネルギー効率の最大化を実現するソフトウェアを提供する企業です。同社の技術を用いて太陽光発電所の非稼働時間を削減することで、発電所の年間収益をMW当たり最大1万米ドル増加させることが可能です。

ヴォー州グラントに拠点を置くViventは、コミュニケーションネットワークと情報理論の専門技術を生物システムに応用しています。同社が提供する最先端のセンサは、農作物のリアルタイムデータを配信するプラント監視ハードウェアに組み込まれています。その正確なデータ分析により、農家は異なった環境で生育する作物の個々のニーズを理解することが可能になります。人工知能 (AI) により、土壌由来の病原体などの作物に起こり得る様々なストレス要因を診断できるのです。

モロンジンを拠点とするCleanGreens Solutionsは、生産者、加工業者、流通業者にフードバリューチェーンの全過程を統合したモバイルエアロポニックソリューションを提供し、環境に優しくて栄養価の高い野菜の栽培を可能にします。

その他の受賞企業は下記のとおりです。
Doing Business Doing Good (ジュネーブ)
KAMPOS  (チューリヒ)
Watalux  (ジュネーブ)
Globalance Bank (チューリヒ)
Symbiotics SA  (ジュネーブ)
La Maison Creative Direction (ジュネーブ)
Lukevent AG (ツーク)
Ethos Services SA (ジュネーブ)

近年、スイスのクリーンテクノロジー分野は著しく成長しており、CleantechAlpsなどの支援も受けながら、多くのスタートアップが新たな技術で環境に重要な貢献をしています。そしてその多くの技術やサービスが世界的な認証や賞を受けています。

SmartHelioは、スイスの循環型経済でも優良事例として紹介しています。

事業展開ハンドブック

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