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米国大手3M EMEAサプライチェーンセンター設立から3年

Scotch®、Post-it®、Scotchgard™などの製品で有名な3Mは、2013年にスイス・ベルン州に欧州統括サプライチェーンセンターを設立しました。設立から3年が経ち、州内におけるその存在感は現在も増し続けています。

 1902年に米国・ミネソタ州で設立された3Mは、Scotch®, Post-it®, Scotchgard™などのブランドが有名だが、実際には50,000品以上の革新的な製品、技術やサービスを世界200ヶ国以上で提供しています。世界70ヶ国に拠点を構え、87,000人以上の雇用を抱える同社は、1963年からスイス・チューリヒ州に欧州統括本部を設けており、2013年にサプライチェーンセンターとして300人以上の国際色溢れる従業員が勤務する3M EMEA GmbH Switzerlandをベルン州に設立しました。

 ベルン州経済開発局が発行するニュースレターによると、現在、3M EMEA GmbH Switzerlandは欧州・中東・アフリカ地域における同社製品用の調達や物流に迅速に対応するために、ベルン州内のランゲンタールから業務を行っています。近代的な社屋に勤務する300人以上の従業員の国籍は30ヶ国以上に渡り、社内公用語は英語が用いられ、その国際性からベルン州のビジネス地区やランゲンタール北側開発地区のマイルストーンになりつつあります。

 設立から3年を経て、3Mはサプライチェーンセンターとして同地を選んだことは最良の選択だったとし、ベルン州経済開発局もまた、立地選択において米国企業との結びつきが深まったことを歓迎しています。

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