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国のブランド力、1位と2位は・・・?

FutureBrand社が毎年発表する国のブランド力ランキング<Country Brand Index> 2014-2015年度版で、スイスは惜しくもトップの座を逃し、総合2位という結果でした。同調査開始以来初めて総合1位を獲得したのは、日本です。 

 

スイスは生活基盤(環境、政治安定性、多様性など)やビジネスポテンシャルなどの項目で高評価を得て、強いブランド力を有する国として世界2位を獲得しました。生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)においては、この調査でも1位を獲得し、その座を揺るぎないものとしています。高い生活水準、安全性、自然環境の美しさ、充実した社会保障や教育システム、優れたインフラなどが、スイスの高いブランド力維持に貢献しています。
 
Country Brand Indexは118カ国で2,500人を対象に行ったアンケート調査を分析しており、日本は調査開始以来始めて世界1位の座につきました。日本とスイスのほかにトップ5にランクインしているのは、ドイツ、スウェーデン、カナダです。

 

今回のランキングで日本とスイスがブランド力で世界トップとなったのは、単なる偶然でしょうか。各項目の結果を比較してみました。

項目 日本の順位 スイスの順位 総合 1 2 生活基盤 10以下 3 生活の質 7 1 ビジネスポテンシャル 1 5 観光 2 8 伝統文化 3 10以下 生産地 1 3

「この国を一言で説明すると?」 で多かった回答
日本: 「テクノロジー」「文化」「電化製品」「美しい」「食べ物」「安全
スイス: 「美しい」「清潔」「安全」「テクノロジー」「観光」「金融」


日本もスイスも「ビジネスポテンシャル」と「生産地」の項目でトップ5にランクインしており、両国の経済的基盤と製品には大きな信頼が寄せられていることがわかります。また、両国をイメージする単語には、技術だけでなく生活環境の美しさや安全性にも一定の評価が表れています。この共通点から、高い技術力を備えている日本企業こそ、実は同様の価値観を重んじるスイスが事業拠点として最適立地と成り得るのではないでしょうか。

新規事業投資を検討した際、その土地のブランド力も立地選択の条件のカギとなる場合があります。同じ製品でも、製造される場所によってその価値が変わることもあり、高性能・高価格の製品こそ、生産地ブランドが威力を発揮するかもしれません。優秀な人材こそ、ブランド力の高い国での勤務を望むかもしれません。
ぜひこの機会に、「ブランド力」の観点からも検討してみてください!

 

 

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