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米バイオテク大企業がスイスに10億フランを投資

マサチューセッツに本店を置くバイオテクノロジー企業、バイオジェン。世界をリードするこの大企業が、まもなくスイス北部に新しい工場をオープンします。

バイオジェン は、神経変性疾患や血液疾患、自己免疫疾患の治療に関する研究、開発、セラピーを世界中で提供しています。世界で三番目に大きいこのバイオテク企業は今日、30カ国で7500人を雇用しています。バイオジェンはもともと、著名な生物学者のグループが1978年にジュネーブに設立した企業です。その後、国際的な活動本部はアメリカに移りましたが、活動拠点はスイスにも残されていました。そして今回、同社はスイスとの結びつきを強化し、まもなくゾロトゥルン州のルーターバッハに新しい生産拠点をオープンすることにしました。同州発表のプレスリリースによると、設備投資額は10億フラン、2019年には約400人の雇用創出が見込まれています。これほど大規模な進出は同州では初めてです。

バイオジェン・スイスのナターシャ・シル社長は、公式記者会見の場で次のように話しています。「ゾロトゥルン州やルーターバッハの自治体、そしてスイス政府の実に素晴らしいサポートのおかげで、世界有数の先進的な生産工場の建設が可能になりました。ゾロトゥルン州にはビジネスに適した条件やしっかりしたインフラがあり、人材も豊富です。また、スイスには世界をまとめる弊社の本社もあります。これらすべての要素を考慮し、世界的な生産ネットワークをルーターバッハにまで広げることにしたのです」

最初の接触は、スイスの貿易・投資促進機関であるスイス・グローバル・エンタープライズを通じて行われました。

バイオテクノロジーはスイスの重要なクラスターです。バーゼル、チューリヒ、レマン湖地域、ティチーノの4大産業クラスターで2014年に事業を展開したバイオテク開発企業は195社以上、サプライヤーも57社に上りました。スイスに本社を置く著名なグローバル企業には、アクテリオン、アムジェン、クルーセル、メルクセローノなどがあります。

スイスの生命科学に関する詳細は事業展開ハンドブック(第2章 経済構造)をご覧ください。

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