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CSEM、日本企業との協働事業に意欲的

Swiss Center for Electronics and Microtechnology (CSEM)のロボティクス&機械学習事業部長のフィリップ・シュミート氏が来日し、鉄道技術展とX-hubでセミナーを開催しました。CSEMが取り組むディープラーニングを用いた予知保全技術を紹介し、日本企業との協働研究機会の創出に意欲を見せています。

CSEMシュミート氏来日
X-HUB TOKYOのイベントで質疑応答に対応する講演者 ©Swiss Busiiness Hub Japan

2019年11月27日から3日間開催された鉄道技術展にスイス・パビリオンが初出展し、出展を記念してスイス連邦鉄道(SBB)のインフラ機能管理技術を提供するSwiss Center for Electronics and Microtechnology (CSEM) からロボティクス&機械学習事業部長 フィリップ・シュミート氏が来日し、国内2ヶ所のセミナーで日本企業に向けて技術紹介を行いました。 

鉄道技術展の併催事業として11月29日に開催されたセミナー「スイスイノベーションが導く鉄道技術の未来」では、スイス連邦鉄道(SBB)の計測&診断事業部長 マルセル・ツルキルヒェン氏とともに、「スイス連邦鉄道SBBとスイス研究開発センターCSEMによるディープラーニング技術を活用した線路点検プロジェクト」を講演しました。AIによるディープラーニング技術を用いて線路に関する様々なデータを集約分析し、線路上の異常検出率や発生した小規模な異常が重大異常への発展を防ぐ予知保全効率向上の成果を解説し、AI技術の鉄道インフラ機能管理応用例を紹介しました。同セミナーでは、工学院大学 特任教授 / 東京大学 名誉教授 曽根悟氏も「日本の鉄道産業がスイスから学ぶべきせ点」として、スイス鉄道が実践している接続重視のネットワークダイヤによる過疎地での公共交通維持システムを紹介し、日本でも同様のシステムを適用させることで鉄道ネットワークの充実性が図れる可能性があると提案しました。セミナーには89名が参加し、講演者との質疑応答も積極的に行われました。

また、同日夕方には、東京都が世界市場を目指す起業家に対する情報提供を行い、グローバル市場へのアクセスの機会を提供するプラットフォーム「X-HUB TOKYO」が主催するセミナーで講演を行いました。都内コーワーキングスペースで開催されたセミナー「世界トップレベルの研究開発拠点スイスの全貌と日本からの進出のために必要なこと」には、イノベーションへの関心が高い参加者が50名程が集い、熱心に講演に耳を傾けていました。シュミート氏は、スイス連邦鉄道との協働事業のみならず、ディープラーニングを用いた様々な分野の事例を紹介し、日本企業との協働事業にも強い関心と意欲を見せていました。セミナー後の懇親会では来場者からの質問対応や意見交換を積極的に行い、エネルギー溢れる多忙な一日を終えました。

スイスには、日本企業およびスタートアップの皆様が、欧州での事業展開を見据えた際の活動拠点としての土壌が揃っています。特に研究開発部門においては、国や組織の垣根を超えたプロジェクトが多く創出され、成果を出し続けています。今回のCSEMに関するお問い合わせをはじめ、スイスでの協働研究や協働事業、拠点設立をご検討の際には、ぜひスイス外国企業誘致局にご連絡ください。

 

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CSEM ロボティクス&機械学習事業部長 フィリップ・シュミート氏が日本で講演

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