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事業投資セミナー - EHQ(欧州統括拠点)が日本企業にもたらす利点 - を東京で開催

スイス外国企業誘致局は、10月30日にKPMG税理士法人、一般財団法人海外投融資情報財団の後援を受け、「スイス事業投資セミナー - EHQ(欧州統括拠点)が日本企業にもたらす利点 - (東京)」を開催しました。

事業投資セミナー - EHQ(欧州統括拠点)が日本企業にもたらす利点 - ©スイス外国企業誘致局
事業投資セミナー - EHQ(欧州統括拠点)が日本企業にもたらす利点 - ©スイス外国企業誘致局

世界のボーダレス化が進み、ビジネスにおける市場での存在感は、もはや一部の大手企業には独占されていません。独自の技術を携えた様々な企業がしのぎを削り、効率性の高い運営で発展を遂げています。グローバルに活動する日本企業にも多様性に富んだ経営体制が今後の発展のカギと成り得ると捉え、世界大手企業によるスイスEHQ進出を例に、スイスをビジネス拠点候補地としての提案するセミナーを開催しました。

冒頭で在日スイス大使館 スイス・ビジネス・ハブ日本代表のクラウディオ・マツケリより開会の挨拶を述べ、続いてスイス外国企業誘致局長 松田俊宏がスイスの投資環境を説明しました。グーグル、バイオジェン、参天製薬、出光興産など、名だたる企業の進出例を紹介し、拠点設立に至る背景やその後の発展状況なども踏まえケーススタディを説明しました。その後、 KPMG税理士法人 インターナショナルコーポレートタックス部門 パートナー 三浦晃裕氏がスイスの税制とその動向、特に統括拠点設立時における規制やメリットについて解説を行いました。

セミナー後はネットワーキングとして懇親会が開催され、参加者と講演者との情報交換が活発に行われました。

スイス外国企業誘致局は、東京を中心として全国各地で定期的にセミナーを開催しています。特に、各分野における専門家の来日の機会を有効活用し、日本企業の皆様に最新のスイス・ビジネス情報提供に努めてまいります。具体的に進出や事業展開をご検討の方々には、必要に応じて州政府への相談や交渉も仲介・支援しています。随時個別相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。次回のセミナーは2020年春頃の開催を予定しています。

事業展開ハンドブック

事業拠点としてのスイスの優位点、スイスの投資環境、生産コスト、税制、インフラや新技術、ファイナンスや法務など、会社設立に必要な情報をまとめたハンドブック(全168ページ)を、ぜひご一読ください。

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