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世界で最も安全な都市は…?

エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intteligence Unit: EIU) が発表したSafe Cities Index 2015で、チューリヒが欧州で3番めに安全な都市であるという評価を受けました。全世界でも7位を獲得するなど、スイスの都市の安全性は世界的に認められています。

チューリヒはスイスで最も人口の多い都市ですが、同調査の「健康」と「インフラ設備」の部門で世界1位とされました。この調査では「調査ランキングと実態の差」についてのレポートも含まれており、ニューヨークなどは世界10位の評価を得ていても、実際のニューヨーカーが安全と感じる度合いは世界31位と大きな差が現われています。この点、チューリヒは住民が安全を感じる度合いも世界7位と、ランキングどおりに安全性を感じさせてくれる都市として報告されています。

Safe City Index 2015は以下の4つのカテゴリーを40以上の項目に渡り調査し、総合的に評価した結果を報告しています。
1.デジタル部門: 専門性の高いサイバーセキュリティシステムと個人情報漏洩の頻度に基づくデジタル面の安全性
2.健康部門: 病院の受入れ体制や平均寿命に基づく健康面の安全性
3.インフラ部門: 幹線道路の質や自然災害による犠牲者の数に基づくインフラ設備面の安全性
4.個人部門: 犯罪・違法行為の数や警察の出動・暴力犯罪発生の数に基づく根本的な安全性

今回の調査で総合1位の座を獲得したのは東京でした。日本は大阪も第3位にランクインしており、両都市とも世界屈指の大都市でありながら、高い安全性を誇っています。世界トップレベルの安全性を日常としている日本の皆様でも、同様に安全性に定評のあるスイスの都市であれば、安心して事業活動を行い、日常生活をおくることができるのではないでしょうか。



 

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