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グーグルがジュネーブのMedicxiを通じてバイオテクノロジー分野への投資

アルファベット(グーグルの親会社)の傘下企業で、ライフサイエンス分野で活躍しているべリリーと大手製薬会社のノバルティスがMedicxiに加わります。3社合同のパートナーシップにより、後期段階にあるバイオテクノロジ―分野の開発事業への経済支援を行います。 欧州のベンチャーキャピタルによって運営される新しいタイプの投資ファンドの創設です。

テスト結果を分析する研究員
べリリー、ノヴァルティス、欧州投資基金(EIT)という3つの巨大な医療関連組織が共同で投資を行い、欧州のライフサイエンス分野の経済面での問題解決を目指しています。

アルファベット社(本社:米国・カリフォルニア州、グーグルの親会社)の傘下企業で、ライフサイエンスの分野で活発に動いているべリリーは、活動の場を欧州に広げるためのパートナーを長期に渡って探していました。今年に入り、べリリーは ジュネーブに拠点を置くMedicixiをパートナーとして見出しました。MedicxiはIndex Ventures LLP(本社:英国・ロンドン)によって設立されたベンチャーキャピタルであり、バイオテクノロジーの分野で活動しています。このパートナーシップの成果として、3億ドルの資金を保有する新たな投資ファンド「Medicxi Growth 1 (MG1)」が創設されます。

この投資ファンドには、べリリー、ノバルティス、欧州投資基金(EIT)という3つの巨大な医療関連組織が共同で投資を行い、欧州のライフサイエンス分野の経済面での問題解決を目指しています。開発の後期段階にある医薬品を保有しながら資金難で開発が進められず、ビジネスチャンスを逸している企業が多数あるという問題に特化して援助を実施するとしています。 MedicxiのCEOであり、共同創設者のFrancesco De Rubertis氏は、同社のプレスリリースで「当ファンドは後期段階にあるバイオテック関連開発への投資に特化しており、ベンチャーキャピタルによる動きとしては、欧州では全く新しいタイプのファンドです」 と、コメントしています。この投資の対象となるのは、治験の第II相試験(フェーズ II)に達している医薬品を保有している企業です。

スイス国内ではバイオテックの分野に勢い
コンサルタント企業のアーンスト・アンド・ヤングのレポート によれば、2016年のスイスのバイオテクノロジー産業は資金調達の項目で世界2位の高評価を得ています。  2016年は、ADC Therapeutics社が欧州圏内で最も年間成長率の高いベンチャーキャピタル企業となり、 9月にはAC Immune社がナスダックに上場し、年間で最も重要な欧州企業の参入となるなど、スイス国内のバイオテクノロジー産業が勢いのある年となりました。

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