創設時の計測事業から制御事業や航機など、様々な分野に発展を続ける横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市)は、バイオエコノミー関連事業の基盤設立の地として、バーゼル・ラント州アルシュヴィルを選択しました。
欧州最大ライフサイエンスクラスターであるバーゼルに隣接し、バイオテクノロジーやライフサイエンス関連ビジネスが活発な同地で横河電機は、バイオエコノミー事業における研究開発やパートナーシップ探索を推進し、研究テーマの発掘、オープンイノベーションの促進、および協業先の探索などを手掛ける見込みです。新会社の事務所はスイス・イノベーション・パーク・バーゼルエリア内に立地しており、同社の制御事業を担うヨコガワ・ヨーロッパ(本社:オランダ)のスイス支店を、新会社と同じ事務所に移転しています。
横河電機は、バイオエコノミーを持続可能な社会の実現における主要な柱として重要な分野と位置付け、長期経営構想において注力すべき事業領域としています。バイオエコノミー関連事業を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成と循環型社会の発展に貢献することを目指すとしています。