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事業投資セミナーを開催

スイス外国企業誘致局は、6月7日に一般財団法人海外投融資情報財団の共催および株式会社国際協力銀行、KPMG税理士法人、シェレンベルグ・ヴィットマー法律事務所、株式会社みずほ銀行の後援を受け「スイス事業投資セミナー」を開催しました。

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スイス事業投資セミナー

本セミナーでは、昨年話題となった英国のEU離脱決定も正式な手続きが開始され、その影響は欧州諸国のみならずグローバルに活動する日本企業へも少なからず波及することが予想されるなか、事業拠点としてのスイスの情報に加え、欧州経済の最新情報やM&Aを含むスイスでの事業設立に関する法的観点など、様々な視点から捉えたスイスの優位性を説明しました。

冒頭でスイス大使館 スイス・ビジネス・ハブ 日本代表 ロジェ・ツビンデンより開会の挨拶を述べ、続いて株式会社国際協力銀行 菊池洋氏よりスイスの経済状況について最新情報が提供されました。その後、 KPMG税理士法人より三浦晃裕氏がスイスの税制とその動向について解説を行い、複雑な税制をわかりやすい資料と説明で詳しくご紹介いただきました。後半はスイス・ジュネーブの法律事務所であるシェレンベルグ・ヴィットマーよりカロリン マリア・永井ロペス氏、タレク・ハドルージュ氏、ジャン=フレデリック・マライア氏の3名を迎え、スイスでの事業設立の魅力を法的側面からアドバイスいただき、最後にスイス外国企業誘致局 主席担当官 寺岡正樹がスイスの投資環境の説明を全体のまとめとして行いました。

当日はスイス・ベルン州、ヴォー州の経 済開発局担当官も参加し、セミナー後の懇親会では約50名の来場者との情報交換を積極的に行いました。

スイス外国企業誘致局は、事業展開を行うにあたり必 要となる州政府への相談や交渉も仲介・支援しています。次回のセミナーは来年の開催を予定しています。
 

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