建設工事が最終段階を迎えたスイス東部、ザンクトガレン・ボーデンゼー地域に開発されたデータセンターRechenzentrum Ostschweizが、顧客サービスの提供を開始しました。既にアッペンツェル・アウサーローデン州のIT企業LEXO GmbHが入居し、同センターのサービスを利用しています。
「我々にとってテクノロジーは空気のようなもの。”技術オタク”ともいえる企業なので、スイスで最も近代的なデータセンターの最初の入居者になることはとても喜ばしいことです。」と、LEXO社CEOのMarcus Fleuti氏はコメントしています。「入居はとてもスムーズに進みました。我々のサーバーは無事にインストールされ、全て正常かに稼働しています。それぞれの業務がとても専門的かつ簡潔に進み、全体として信頼のおける対応でした。」とも加えています。
データセンターのプロジェクトマネージャーを務めるChristoph Baumgärtner氏は、LEXO社の入居について「まさにハイライト」と表しています。「LEXO社入居の日、我々はようやくこの地点にたどり着いたと実感しました。莫大な労力を費やして高い専門性を追求し、200人を超える専門家が集まるチームが誇れるデータセンターを創り上げました。」
この入居を皮切りに、今後は他企業のサーバー入居も予定されています。