Facebook社(本社:米国・カリフォルニア州)のオーストリア・ドイツ・スイス拠点を統括するTino Krause氏がドイツの日刊経済紙Handelsblattのインタビューに応じ、同社チューリヒオフィスに勤務する従業員数を現状の80名から倍増する計画であることを公表しました。
フェイスブック社は、チューリヒ大学の機械のビジュアルナビゲーション開発プロジェクト「Zurich Eye」を買収した2016年にチューリヒに拠点を設立しました。以来、チューリヒオフィスは現在もVRヘッドセット「Oculus Go」の開発拠点として研究が進められています。
「VRとARの開発に注力するチューリヒオフィスは、我々のイノベーション能力を引き上げる推進力となる拠点です。そして、今後も益々その重要性は増していくことでしょう。地域の人々にとってより親しい存在になりたいと考えており、スイスでの活動に力を入れています。」と、Krause氏はpersoenlich.comで発言しています。同氏はまた、スイスのドイツ語圏全体がフェイスブック社にとって重要性を増す地域であるとしています。特にデータプロテクションの観点で、その重要性は確実に高いとしています。