スイスは、今年度初めて米国・ネバダ州ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に参加しました。 コンシューマー・テクノロジー・アソシエーション(CTA)が発足させ運営するCESは、世界中のイノベーターと先進的なテクノロジーが集う場所であり、3,900以上の企業が展示に参加ししています。
このCESで発表されたイノベーション・スコアカードで、スイスは、エストニアに次ぐ第2位に選ばれました。 スイスに続くのは、フィンランド、米国、シンガポール、英国で、EUは22位に入っています。
イノベーションを促進する規制枠組み
CESのイノベーション・スコアカードは、イノベーションを促進する25の指標を用いて61ヶ国とEUを対象に分析しています。 2019年度のスコアカードでは、スイスが強靭な経済環境とイノベーションを育む規制枠組みを提供し、オープンな社会であることが評価され「イノベーションチャンピオン」に輝きました。
スイスはランキング指標の14項目のうち、下記項目で首位を占めています。
- 高速インターネットの利用可能性
- 適応性
- 空気と飲料水の品質
その他にも、下記項目で高評価を得ています。
- 多様性
- 社会と政治の自由度
- 企業家活動
- 研究費
- 短期間不動産賃貸オプション
- 自動運転車部門における先進性