Infosys Limited(本社:インド・カルナーカタ州バンガロール)は、同社プレスリリースでスイスのアールガウ州・バーデンに新拠点設立を発表しました。これはインフォシス社の総合成長戦略の一環であり、エネルギー業界や航空業界に従事する顧客のデジタル・トランスフォーメーションを支援するものです。バーデンの新拠点では特にターボ機械や推進力分野の強化を見込んでいます。
バーデンは古くからエンジニアリングの拠点として知られており、インフォス社がターボ機械分野のパイオニアとして捉えているブラウン・ボベリ社などの設立地でもあります。ブラウン・ボベリ社は後にスウェーデン企業のASEA社と合併しABB社となっています。インフォシス社の新拠点設立をAargau ServicesやCity of Baden business development initiativeと共同で支援を行ったアールガウ州・バーデンのプレスリリースによると、インフォシス社は「経験豊富なエンジニアが存在する卓越した人材環境」、「地域のタービン専門性」、「バーデンのイノベーションに対する開放性や可能性」などに魅力を感じ、同地を拠点として選択しています。
「アールガウ州・バーデンを選択することは、電気分野から金属分野まで歴史あるスイス・エンジニアリングの中心に位置することを意味しています。インフォシス社はこの伝統を未来へつなぐ役割を担うでしょう。」と、経済・内政部門長Urs Hofmann氏はコメントしています。