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アディダスがコマーシャル部門をルツェルンへ移転

ドイツのスポーツ用品メーカー大手アディダス社は、同社のグローバル・コマーシャル部門の一部をスイス・ルツェルン州に移転することを決定しました。この移転により、ルツェルン州では2020年半ばまでに、約100人の新たな雇用が創出される見込みです。

©Adidas
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スイスの週刊紙Schweiz am Wochenendeの報道によると、Adidas AG(本社:ドイツ・バイエルン州)は、同社の中核事業をスイス・ルツェルン州への移転を計画しています。アディダス社は既に子会社をルツェルン州に構えており、広報担当者が同紙の取材に対して事業計画の一環であることを認め、「グローバル・コマーシャル部門の一部も、ルツェルン州に移管する見込みである」とコメントしています。グローバル・コマーシャル部門の部分移管には、同社のアパレル、アクセサリー、機器、フットウェアなどの事業が含まれる見込みです。

グローバル・コマーシャル部門は、現在、オランダ・アムステルダムの事業所とドイツ・バイエルン州のグループ本社が運営しています。今回の部門移管により、スイスのルツェルン州では新たに約100人の雇用を見込み、今年中にも最初の従業員が新立地への移転を始めると、広報担当者は述べています。同社はまた、スイス・ツーク州シャムに立地する子会社がルツェルン州に移転する可能性も検討しているといいます。ツーク州の子会社では、現在約40人の従業員が主に営業活動に従事しています。

アディダス社のスイス移転の目的は、グループ内の機能を1拠点にまとめることにあります。「既存および新規従業員にとっての魅力的な立地でありながら、ドイツのアディダスグループ本社や主要な戦略的パートナーとの距離が近いことが、スイスのルツェルン州を選択するにあたり重要な要素となりました。」と、アディダス社はコメントし、加えて、税制における優遇措置も要素の一部として挙げています。

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