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セミナー「日本企業のための欧州でのクロスボーダーM&A」を開催

スイス外国企業誘致局は、9月6日に一般財団法人海外投融資情報財団、Homburger AG、西村あさひ法律事務所、GCA株式会社の共催および株式会社国際協力銀行の後援を受けて、セミナー「日本企業のための欧州でのクロスボーダーM&A」を開催しました。

欧州でのクロスボーダーM&A
セミナー「日本企業のための欧州でのクロスボーダーM&A」を開催

 経済のグローバル化が急速に進み、迅速なビジネス展開における重要な戦略の一つとしてM&Aの重要性は継続して高まるなか、日本企業向けのグローバル化戦略として、欧州でのクロスボーダーM&Aを提案しました。欧州・スイスでのM&Aの実務とトレンド及びグローバルな視点でのプランニングの重要性について解説しています。

 当日はスイス大使館 スイス・ビジネス・ハブ 日本代表としての着任初日を迎えたクラウディオ・マツケリが開会の挨拶を述べ、続いてスイス外国企業誘致局 主席担当官 寺岡正樹がスイスの投資環境について概要を説明しました。その後、GCA株式会社 山崎洋一氏、村井慎氏より欧州におけるクロスボーダーM&Aのトレンドと戦略について解説を行い、西村あさひ法律事務所 野田昌毅氏から日本におけるM&Aとの違いなどの留意点をアドバイスいただきました。最後にスイスから来日したHomburger AGのデビッド・オーゼル氏、レト・ホイベルガー氏、レネ・ボーシュ氏が、欧州でのクロスボーダーオークション戦略を、各国における傾向などを踏まえて提案しました。
 セミナー終盤にはGCA株式会社、西村あさひ法律事務所、Homburger AGの講演者によるパネルディスカッションが行われ、様々な企業間のクロスボーダーM&A案件の経験を交え、日本企業向けの戦略ポイントについて議論されました。

 スイス外国企業誘致局では、通例の事業投資セミナーに加え、今後も事業投資に関係する専門分野のセミナーを、多様な企業の協力を受けて開催したいと考えています。今後のイベント開催情報は随時ウェブサイト上で公開いたします。

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