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生活の質:スイス3都市がトップ15にランクイン

「世界生活環境調査2016」において、スイスの都市は再び高評価を得ました。特に、「個人の安全」の項目では、最前線に立っています。

昨年に引き続き、チューリヒが世界の都市の「世界生活環境調査2016」ランキングで2位を獲得しました。ジュネーブ(8位)およびベルン(14位)の他にも、調査の対象となったスイスの都市は全てトップレベルに位置づけられました。ランキングの上位はウィーン(1位)、オークランド(3位)です。この調査は、コンサルティング会社マーサー社が毎年実施する、世界230都市の生活の質を比較した国際的な研究結果です。この調査の評価項目は、グローバル企業が海外に駐在員を派遣する際に判断材料としても分析されており、政治的、社会的、経済的、環境志向的観点の要素も含まれています。

本年度の調査で、マーサー社は新たに「個人の安全」ランキングを発表しました。安全性を評価する際の重要な基準となるのは、国内安定性、犯罪率、現地の法執行機関力などの要素です。チューリヒは同ランキングでも、ベルンとヘルシンキと並んで2位を占め、ジュネーブも6位に入っています。その他、安全ランキングではルクセンブルグが1位、ウィーンが5位の座を獲得しています。

「自社から外国へ派遣される駐在員の多くは、家族連れで新しい勤務地へ向かいます。彼らにとって、生活の質を左右する要素のうち安全性が最も重要なのです。スイスの都市は比較的犯罪が少なく、法執行機関は効率的に働き、社会的かつ政治的な状況が安定しています。その為、とても安全に感じられ、国際的な比較で最前線に立つわけです。」と、マーサー社の専門家ナルシサ・チェラウ紙は説明しています。

「スイスでの生活」に関する詳細は事業展開ハンドブックをご参照ください。

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