成功談

Santen Pharmaceutical

参天はジュネーブに製薬・生命科学クラスターへの接点を見出す

Success story

谷内樹生氏は、ちょうど出張からジュネーブに戻ってきたところである。そこには、日本の参天製薬株式会社が2014年8月から欧州拠点を構築している。医療用眼科薬に特化した製薬会社である同社が理想的な拠点を探した結果、「カルヴァンの町」にそれは見つかった。欧州事業を統括する谷内氏は、欧州の中心に位置する立地、効率的な公共交通網、近代的・効率的・機能的な空港を高く評価している。しかしながら拠点を選ぶにあたり他の重要な基準を考慮したと谷内氏は強調する。「当社は、例えばマーケティング・セールス・財務・法務等において、経験を積んだ知識のある適任者を確保するというところを重視していました。それらはここ、ジュネーブの欧州本社に必要なものでした。」また、製薬・生命科学クラスターに近い拠点を探しており、かつ、「政治的に安定していること、そしてスイスの経済情勢も当社の決断に決定的な役割を果たしました」。

判断は正しかった

スイスに決定する前、谷内氏は、東京にあるスイス・ビジネス・ハブ(SBH)の、スイス貿易投資援助団体であるスイス・グローバル・エンタープライズ(S-GE)の代表に日本で助言を求めた。谷内氏はその効率的なプロセスに感銘を受けたという。「とにかく驚くほど迅速に事が運びました。2014年の初め、オンラインで私が問い合わせしたわずか数日後にはもう最初の提案が届きました。」谷内氏はSBH東京とジュネーブ事業推進団体から参天製薬が受けたプロフェッショナルなサポートを繰り返し賞賛した。谷内氏は「当社はジュネーブに決断して正解でした。これまで当社の期待はどの観点においても満たされています」と結論付ける。現在13人の従業員が欧州のサンテン本拠地で勤務している。谷内氏は、日本で実感しその価値を評価している美点をスイスのビジネス界にも発見した。「スイスでは先を見越して積極的に取引を行い、皆効率的に目標を定めて仕事をし、時間に正確で信頼できる。そういうところが大変気に入っています。」今後、サンテンは欧州での存在感を高めることを目指す。ジュネーブに本拠地を構えたことで、会社として重要な一歩を踏み出した。しかし谷内氏は言う。「これはほんの始まりにすぎません。我々は正しい道を進んでいると言えます。でもその旅はまだ始まったばかりなのです」。

スイスでは、皆さん積極的・効率的かつ結果重視であり、そして時間に正確で信頼できる。そういうところが大変気に入っています。

参天製薬株式会社・欧州事業統括
谷内 樹生, Santen Pharmaceutical

文書

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