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チューリヒで自動運転車の試験走行許可

スイス連邦環境・運輸・エネルギー・通信省(UVEK)が通信大手のSwisscomに対してチューリヒ州での自動運転車の試験走行を許可しました。

Federal Roads Office (FEDRO)によると、通常、自動車はハンドルを両手で握って運転されることが不可欠であり、今回のテスト走行にはFEDROによる特例の許可の申請が必要でした。許可の取得によりSwisscomは、将来的に自動運転車への導入が期待される同社のプロジェクトの試行が可能となりました。FEDROは今後数年間のうちに自動運転車の生産は継続的と成り得るため、法による許可や規制が必要になると考えています。

今回の走行許可は2015年末までの期間限定で、試験運転は指定された区間のみに限られます。緊急時の対応として訓練を受けた専門家が2人同乗することが定められ、車両には緊急停止スイッチが搭載されています。今回の試験走行ではベルリン工科大学が製造した車両が採用されています。

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