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フィンテック発展を目指してスイスとアブダビが提携

アブダビ金融センター、 アブダビ・グローバル・マーケットとスイス・ファイナンス + テクノロジー・アソシエーションが、事業提携を発表しました。この提携は、スイスおよびアブダビのフィンテック・エコシステムを発展させるため、交流を深めることを目的としています。

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アブダビ・グローバル・マーケットとスイス・ファイナンス + テクノロジー・アソシエーションが事業提携へ(©geralt)

アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)は、アラブ首長国連邦・アブダビに所在するフィンテック企業を支援しています。チューリヒに拠点を置くスイス・ファイナンス + テクノロジー・アソシエーション(SFTA)も、スイスにおいて同様の活動を行っています。

今回、ADGM と SFTA は、パートナーシップ契約を締結し、共同で声明を発表しました。このパートナーシップ契約は、アブダビとスイスのフィンテック事業における繋がりを強化し、両市場の成長と革新を促すことを目標としています。

SFTA の会長、John Hucker氏によると、このパートナーシップにより、起業家、投資家、企業がメリットを得られると考えており、今回の契約締結を、仮想通貨、資産運用、保険、エシカルフィンテック等との相乗効果を生み出すチャンスであると見ています。  

両市場のフィンテック・エコシステムの発展を支援すると共に、今回のパートナーシップにより、ニュートラルなグローバル・フィンテック・ネットワークを構築していく予定です。

ADGM の金融監督官庁 CEO、Richard Teng氏は、ブロックチェーンおよび仮想通貨において、スイスは世界有数のフィンテック拠点であると考え、スタートアップやビジネスコミュニティは、このパートナーシップによりポジティブな影響を受けることができるであろうと、予測しています。  

事業拠点のスイスへの移転、スイスの傑出した経済的枠組みによる利点に関心をお持ちでしたら、事業展開ハンドブックをダウンロードください。

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