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駐在先はスイスが一番

グローバルに活躍する人材にとって、スイスは、最も駐在したい国としてランキングの首位に輝きました。HSBC(本社:英国・ロンドン)が海外駐在員を対象に実施した調査によると、給与水準や生活の質が高い点が、スイスの高評価につながっています。

ハイキングをする人々
スイスの空気の良さや景色の良さも駐在者から高く評価されています。 ©Kanton Glarus, Samuel Trümpy Photography

英国大手金融機関HSBCが実施したExpat Explorer Surveyで、スイスは初めて世界1位の評価を得ました。2011年以降、スイスは同調査で上位10ヶ国に入り続けており、駐在先としてグローバル人材を魅了し続けています。

高い生活の質

HSBCのニュースリリースによると、スイスが首位を獲得した要因として、生活の質の向上が挙げられています。調査対象者の82%が「生活の質に向上が見られる」と回答しており、さらにスイスの空気の良さ、低い犯罪率、そして「圧倒的な景色の良さ」を高く評価しています。

平均以上の給与水準

グローバルに活躍する人材にとっては高い給与水準も魅力のひとつです。71%が、スイスの平均年収110,000スイスフラン(世界平均年収は約75,000スイスフラン)を好意的に感じています。また、59%が母国での労働よりもワークライフバランスが良いとし、高所得でありながら労働に過剰な疲労は感じていないことがわかります。

さらに、確立した経済の安定性も評価されています。49%が駐在先の経済状況に不安を感じるなか、スイスに対する同割合は20%に留まっています。

優れた教育制度が帯同家族をも魅了

駐在者は、スイスは子育てをするにも絶好の場所であると考えています。約60%が、スイスに駐在後、帯同した子供たちが多くを習得し自信に溢れるようになったと回答しています。半数以上が、スイスでは母国より優れた教育を享受していると認識しています

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