スイス連邦工科大学チューリヒ校は、 QS 世界大学ランキング2018(QS World University Rankings 2018)で過去最高の結果を獲得しました。 世界第7位、欧州本土内では第1位と評価されました。世界ランキングの上位には、米国のMIT、スタンフォード、ハーバード、カリフォルニア工科大学、英国のオックスフォードとケンブリッジがランクインしています。 QS 世界大学ランキングは、世界1,233 大学を分析し、Times Higher EducationやAcademic Ranking of World Universitiesと並び、大学の質の評価において重要視されているランキングです。
スイス連邦工科大学チューリヒ校は、特に国際性、各学部ごとの論文引用数、学術的な評判などの項目において高く評価されています。 総合では100ポイント中95.3ポイントを獲得しています。
スイス連邦工科大学チューリヒ校学長のLino Guzzella氏は、「ランキングはスイス連邦工科大学チューリヒ校のコミュニティ全体の努力と実績を反映するものです。 意欲の高い事務職員やと技術職員によってサポートされ、自らの才能を教育と研究に打ち込むコミュニティです。 公立大学として、スイス連邦工科大学チューリヒ校がこのような結果を得られたのは、スイス社会のサポートとコミットメントの表れでもあります。」とコメントしています。 スイス連邦工科大学コミュニティは120ヶ国以上から20,600人の学生、530人の教授、9,400人の職員から成っています。
スイスの大学が世界的に見ても高レベルの研究能力を持つことを証明
スイスの大学9校がQS 世界大学ランキングにランクインし、そのうち7校が上位200校に入っています。 さらに、そのうちの5校は、各学部ごとの論文引用数において上位100校にも選出されており、スイス全体として高度な研究能力を備えていることを示しています。 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)は、今年のランキングでは順位を落としましたが、引き続き世界でも有数の研究機関であり、学生1人当たりの職員数では満点の100ポイントを獲得し、各学部ごとの論文引用数では世界14位につけています。
QS世界大学ランキングにおけるスイスの大学
- ETHZ: 7位
- EPFL: 22位
- チューリヒ大学: 78位
- ジュネーヴ大学: 108位
- ベルン大学: 139位
- ローザンヌ大学: 149位
- バーゼル大学: 160位
- ザンクトガレン大学: 375位
- フリブール大学: 650位内
QS世界大学ランキングにおける日本の大学
- 東京大学: 23位
- 京都大学: 35位
- 東京工科大学: 58位
- 大阪大学: 67位
- 東北大学: 77位
- 名古屋大学: 111位
- 九州大学: 126位
- 北海道大学: 128位
- 慶応義塾大学: 198位
- 早稲田大学: 208位
- 筑波大学: 260位
- 広島大学: 321位
- 神戸大学: 352位
- 東京医科歯科大学: 352位
- 一橋大学: 456位
- 横浜市立大学: 460位
- 千葉大学: 464位
- 熊本大学、岡山大学、長崎大学、大阪市立大学、金沢大学、東京農工大学: 511 - 600位内
- 鹿児島大学、大阪府立大学、岐阜大学、新潟大学、首都大学東京、群馬大学、山口大学、横浜国立大学、名古屋工業大学、上智大学、東京理科大学: 601 - 800位内
- 青山学院大学、同志社大学、京都工科大学、京都工芸繊維大学、九州工業大学、明治大学、お茶の水女子大学、立命館大学、埼玉大学、信州大学、東海大学: 801 - 1,000位内